砂漠日記

相撲についての気持ちを中心に

引越しをしたお盆

無事引越しが終わった。その日は記録的猛暑みたいな日で、気温が37度もあって、ぼくの平熱は35度すこしなので、微熱の人間の血管の中を泳ぐ気分でした。

引越しの数日前から、「壁紙の張り替えで莫大な金額を請求されたらどうしよう」という考えに支配され、ノイローゼ気味だったが、ちゃんとおわって良かったです。

 

新しく引っ越した街は、いかにもなベッドタウンという感じなので、前に住んでいた、夜ともなればショッキングピンクのセットアップを着たティカッププードルのようなホステスがドーベルマンみたいな男と腕を組んで闊歩し、「ポプラ」の韓国人店員に「弁当がヌルくね?」と怒鳴り、挙句に泥棒が入ってくる街とは桁違いに住みよいぞ!と思ったが、昨日いかにもな不良老人が居酒屋のキャッチを恫喝している様子を目撃してしまい先が思いやられます。

しかも前は、繁華街から「終電を逃したってタクシーで余裕」という距離に住んでいたので時間を気にせずいつまでも飲酒していたのですが、いまはもう12時にはお会計を済ませないと帰れない立地です。それを良しとするかは、難しいところですが、飲み過ぎないので痩せるといった考えは間違いで、全然家で飲むので太ってきました。

それに同じ街で残酷な殺人事件があったことも知ってしまいました。しかし庭木にザクロが植わっており、それをいかにして収穫するか、前の家のを使っているから寸足らずなカーテンから覗き見し、策を練っております。

しかしいま気づきましたがザクロというのは、熟れるとパックリと開いた皮の割れ目から赤い身が溢れるので、その様子はさながら切り裂かれた肉であり、殺人のメタファとしても通用するのではないでしょうか。不吉です。

 

莫大な金額がかかるので憤死寸前だった祖父の三回忌は行かなかったのですが、従兄弟の美人の配偶者が妊娠をしたそうです。従兄弟は偏差値が38くらいの「国際創造大学」みたいな大学の「グローバルビジネスサイエンスフロンティア学部」みたいな学部を出ているのにズルいと思いました。