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砂漠日記

相撲についての気持ちを中心に

栃煌山と妙義龍 トクホ、雲呑ガール

栃煌山は初日からいい相撲で三連勝。自分の得意の形で、地道に勝ち星を伸ばしている。

わたしは栃煌山が勝てば機嫌がいいのだ。しかし妙義龍は3日間で黒星ふたつである。しかもほとんど電車道のように、なすすべもなく土俵際である。今場所、幕尻の妙義龍どうなってしまうのか。わたしはプライドが高い、実力者"だった"男が没落していく姿とその影を愛しているのだろうか。なんという陰気な楽しみ方だろう。そうは思いたくない。早く「技巧派妙義龍」として、上位対戦圏に戻っていただきたい。

 

初日は国技館で現地観戦した。いつもは寝坊をしてしまって、結局BSの中継より遅いくらいの時間に到着するのだが12時前には到着。皇太子夫妻が観戦に来るので厳戒体制の国技館、というほどでもなく、入り口にある空港の金属探知機と同じものは、あれは実はフェイク?という感じ。

地味に応援している彩の湖が三段目半ばまで落ちており、先場所ほぼ見れなかったわたしはそんなに早く彼が出てきたときに思わず、「やはり、遅刻か?」という錯覚に陥る。

会場は異様な熱気だ。現地で見てきて、こんなに形容しがたい、熱病に侵されたような雰囲気の国技館ははじめてだ。

まずグッズ売り場でヤバいデザインのTシャツを購める客がいることに衝撃。幕内序盤戦から、結びのような歓声があがる。ことに遠藤や宇良、石浦などの若い威勢のいいのが上がると黄色いのか、どうかわからない壮絶な絶叫が轟く。こんなに盛り上がっているものだろうか。すごい。稀勢の里の効果だ。稀勢の里が出てきたときもすごい。もう一挙手一投足に悲鳴が上がる。かつての韓流ブームの空港かという勢いで。

しかし土俵入りで栃煌山に声を上げる者は少ない。わたしはもちろん応援。あとから、二階に栃煌山の応援団がいたと知ったが……。

わたしは「こんなところが居場所じゃないだろう?」という意味を込めて、「妙義龍!」と叫んだ。

その日は狂い咲きの小結、嘉風鶴竜を倒して少し座布団が舞い。稀勢の里が負けた際は、どよめきの後に後ろにいた男が次々と座布団を投げた。稀勢の里が負けて、座布団が投げられるなんて!向こうに見える「日下開山 稀勢の里」の横断幕が哀しかった。

 

一ヶ月位前から妙義龍のCMのトクホの茶を飲んでいる。妙義龍が出ているからではない。「はじめしゃちょー」のステマ動画を見た母親が、2年で10キロ太ったわたしに勧めたのだ。それと同時に、低カロリーかつ胃の中を膨満させる効果のある飲料にも手を出した。

家に体重計がないのでわからないが、太ってはいない。「基本は現状維持しつつ、飲まないよりは痩せやすくなる」くらいの効果を感じている。

しかしそれから下痢がちだ。どっちのせいかと思うが、おそらく後者。アスパルテームなどの合成甘味料が胃腸を攻撃する。でも下痢をするから痩せたのかもしれない。しかしこの発想は良くない。

 

キリンジの熱冷めず。いまのお気に入りは「嫉妬」と「雲呑ガール」、持続して「都市鉱山」と堀込高樹のソロから「涙のマネーロンダリング」と「クレゾールの魔法」だ。

とにかく堀込高樹が気持ち悪い感じならばなんでも好きなのだろう。

「雲呑ガール」に出てくる花園神社などの固有名詞は、「ああ!わたしは堀込高樹と同じ街に生きているのだな」という気持ちにさせる。気持ち悪いだろう?

そしておそらく、「雲呑ガール」の店はあの店だ。行ったことないが、あの店だ。知っているんだ。わたしは「雲呑ガール」のあの店を。

そして是非、堀込高樹にはSFとエッセイを書いて欲しい。文芸誌は、よくわからない芸能人に書かせずに堀込高樹に書かせてほしい。長編は難しそうなので短編を。

頼む文芸誌。文芸誌じゃなくてもいい……、なんかそういうやつ……。

 

いまのところ今場所は下痢と堀込高樹栃煌山、妙義龍だ。

そのうえ漢方まで飲んでいる。わたしのからだはどうなってしまうのか。