砂漠日記

相撲についての気持ちを中心に

牡蠣を食うセンスがないと言われた

友人の博士号取得を祝う飲み会の後、二次会の代わりに官邸前に行こうぜという流れになったが体調が悪いし、辞する。
死ぬほど生牡蠣を食べたので食中毒気分になってしまって、すでに気持ちが先行していた。

半数以上がタクシーで官邸前へ行った。

結局牡蠣屋から3キロくらい歩き、なんとなく牡蠣の毒が抜ける気がして途中でサウナに入って帰宅。上階の人間がうるさくて気が滅入る。

教授に「今の時期は南半球の牡蠣がうまい」などと言われたが、食べ比べセットでもイマイチ違いがわからないと言うと、「お前にはもったいない」と言われそれ以降「お前は食う資格がない」と生牡蠣に手を伸ばすたびに言われる。

 散々生牡蠣を食べた末に、教授が「まぁ牡蠣の食べ方は焼き牡蠣だよね。生は出汁が出ないでしょ」と言い、全員が満場一致で最初からそう言えと思った。

遺影の研究で博士号を取った男はなにもしなければ小藪なのに小技(ヒゲ、髪、メガネ)を使って松田龍平に寄せている。乃木坂46の生駒似の美人の彼女と雑司が谷で同棲している。

 

 

今週は本当にダメで、体には元気があるのになぜだかやる気がでない。

月曜に代休を取っていたが1日なにもせず延々とウィキペディア226事件について調べていた。皇族にも詳しくなり人間関係を把握する。

「もしかして、結構キテる?」と思い、DHCの「ハッピーハーブで前向きに!」とパッケージに書いてある「セントジョーンズワート」なるサプリを購入して飲んでみたら、それが原因かわからないが手の震えが止まらなかった。マジで本当にキテいるのかもしれない。

 

男が犬とゴルフをしている柄のアロハを2万くらいで買ったが自分でも意味がわからない。

店員に「ヴィンテージで60年代でこの柄は珍しくて今年の夏はこれですよ絶対に買いです僕もほしいくらいです」などと言われると、ついイケている気がして購入してしまう。

 

近所のコンビニのヤバい女は5分くらいかけてレジを打つのだけど、あれは若年性アルツハイマーの初期症状なのではないだろうか。 SMの女王の顔には似た傾向があると思ったがあれは化粧で顔をキツく見せようとするとそうなるだけか。

そんな1週間だった。来週は結婚式がある。

下階の動向/三回忌/散髪/野火/癇癪と色気

下階の人間が棒で天井を突いてくる(不満の表明)のに悩まされすぎて、管理会社に2度目の抗議。1度目は「絨毯を敷いてみてください」みたいな、マジ?って感じの回答だったんだけど、今回は入り口のところに住民全員へのメッセージとして貼り紙がなされた。

それからまったく下から突かれることはなくなった。上の人間を脅迫する度胸があるくせに管理会社からの警告には素直に耳を貸すのか。

その貼り紙には「住民の生活音は持ちつ持たれつです」みたいなことが書いてあるんだけど、本当そうですよ。

わたしも毎日上階の人間が風呂に入っていて、湯船と尻が擦れる音とか聞いてるからな。

 

祖父の三回忌だ。ちょっと信じられないくらいの金額がかかる。「慎ましく暮らせば1年くらい余裕じゃない?」みたいな。

祖父はお世辞にも良い人間とは言えず、金で極楽へ行く権利を勝ち取ったのだ。

祖母が全額負担するので知ったことではないのだが、祖母が死んだら実家の懐はどうなってしまうんだ。心配だ。

 

散髪した。フェイスラインがもたついているので、思い切った刈り上げにしたら思いっきりニートっていうか坊ちゃんっていうか、そういう感じになった。80年代のバレー部員が出来る目一杯のオシャレという雰囲気もある。

 

ロシア人に「大岡昇平の野火でフィリピン人の女をなんで犯してから殺さなかったんだ」と聞かれ、「する必要ないじゃん」とか答えたんだけど、いま思えばあれは戦争を知らないが故に最も悲惨な部分が強調されて「戦争=レイプ」みたいな図式がどの場合にも当てはまると思っているんじゃないだろうか。

塩を舐めて喜んでる人間がレイプしたら死ぬと思うし、女といっしょにいた男は逃げたんだから背後を取られて殺されるかもしれない。

そもそも占領できていない土地でレイプするのは迂闊すぎないか。

 

そんな1週間だった。今週は「双子座グラフィティ」と「癇癪と色気」ばかり聞いた。

「癇癪と色気」のタイトルは宮武外骨が出版していた新聞のコンセプトのことだね。

キリンジの曲に出てくる店で豚の脳みそを食べた話

きのう雲呑ガール(キリンジの楽曲)に出てくる上海料理店に行った。サソリや豚の脳みそを食べるためだ。

タイトルはキリンジにしたが、それはそっちの方がわかりやすいと思ったからで、KIRINJIであることはわかっているのでファンの人は怒らないでほしい。

 

https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13000235/

 

↑ここです。「上海小吃」。

 

本当は今日行く予定だったんだけど、色々あって昨日に前倒しされた。東口に20時30分ほどに集合して歌舞伎町方面へ向かう。

おぼろげに東口の交番あたりにいると、交番の中から「そうだよね!あんたら警察ってそういう組織だもんね!」と女性の叫びが聞こえてきて、「これは幸先がいいな……」と思った。

わたしが誘ったにも関わらず、同伴した人はGoogleマップを起動して店の位置を探してくれる。

 

久しぶりに歌舞伎町に行ったけど、あれは本当にサグいですね。「おかまバーどうですか?」って言われたし。

 

前に歌舞伎町に行ったのは、水タバコを吸いすぎて終電を逃して金もないし、仕方なく花園神社で飲酒していたら、座っていた石の冷たさで友達が腹を下したのでトイレを探して24時間営業の喫茶店に行って以来だ。

 

新宿とか大久保らへんのコンビニって治安上の問題でトイレを貸してくれないから、下痢しがちな人は大変だ。

コンビニでトイレを使えるか否かで治安を判断すればいい。

 

ちなみに神楽坂のファミマはダメだった。あの街の表層は高級でオシャレっぽいが何か闇を抱えているのだろうか。そういえば神楽坂は花街だったんだな。

 

雲呑ガールの歌い出しは「風林会館前集合」だが、ほんとうに風林会館から徒歩30秒くらいのとこにあるし「寝ぼけたネオン 左手に見たら怪しい路地滑り込みセーフ」っていうのは実に説明的な歌詞であり、堀込高樹の言う通りにしたらたどり着ける。親切である。

 

行った瞬間に謎のお通しが出てくる。青島を頼む。安くはない、高くもない。

雲呑ガールのようにナンパした女の子をここに連れていくのは間違った選択だ。

わたしは「不倫相手にドタキャンされたんで暇なんですよね」という女の子と行った。

 

むしろ不倫相手と行ってほしい店だ。

 

「俺いい店知ってるんだよね」と言って、庶民的かつマイナーで美味しい小汚ない居酒屋などに吉田類を気取って連れていって女の子に「すごーいこういうとこって普段来ないから〜」などと言われたい輩がいるが、この店は選択から除外すべきだ。

 

料理は美味い。メニューもいっぱいあるから楽しい。

でもやっぱり、「めっちゃ食ったし飲んだなー」ってなるには自分の金じゃなくて他人の金で食いたいなっていう金額なんだよな。

そこで「過払い金が戻ったから」なんだな。そういう不意に入った金で行きたい。

 

ラブホ街があって、風林会館があって、あの路地っていったら、あの歌詞書きたくなるのわかる。

とりあえずという感じで、豚の脳みそとサソリと揚げパン(豚の脳みそに擦りつけて食べると美味いと食べログに書いてあった)を頼む。

 

2人なのに6人掛けのテーブルに通される。6脚の椅子が全て違う。

「椅子でもなんでも食べた」結果なのか、と思う。

先日、北京人が広東人をバカにして同じことを言っていたけど上海人もそうなのかな。

 

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先に豚の脳みそが出てくる。見た目は完全に白子だが、「ここって延髄?」みたいな箇所があって「やっぱ脳だな」と思う。

豚ってかなり賢い動物で7歳くらいの知能があるらしい。

 

「割と脳だね」

 

「結構グロいな」

 

など会話しつつ食べる。

 

処理の甘いモツの味がする。素材自体は美味しくないが、味付けは美味しい。

よく考えてみれば、素材が美味しければ、もうすでに市場に出回っているはずなのだ。こういった店でしか食べられないって時点で美味しいわけがないのだ。

だけど冷静になってしまっては、次にやってくるサソリをやっつけられない。

 

その時に、視界の隅で一緒に来た女の子の手首に幾筋もの躊躇い傷を認めてしまった。

 

ゲテモノ料理屋で俺は会社の上司と不倫している病んだ女と豚の脳みそを食っている。

 

明らかに状況がキツイ。気分が淀んだ。まともじゃない。大人としてダメだ。

手首の躊躇い傷を見たのは中学時代に「見て、猫にひっかかれたの」と言って一人称が「オイラ」の女の子にそっと見せられて以来かもしれない。

 

なんか幸が薄い感じしていたんだよな。そりゃ不倫もするよ。

以前病んだ女の友達が彼氏とのセックス中の躊躇い傷舐めプレイの話を聞いたけど、この子も上司としているのだろうか。

 いやな想像をしてしまった。

 

サソリが来た。小さいのがいっぱい盛り付けてあるやつのつもりが、デカイのが2匹のやつが来た。これはダメだと思った。

 

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尻尾と手足はパリパリしていて余裕なのだが、腹の部分がキツイ。「沼に住んでる小エビ」の味がする。あとひっくり返したら完全に虫だった。

 

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6人掛けの席で4人の男女と相席になった。他の席は空いているのに。

 

明らかに合コン帰りと分かる4人だ。合コン帰りに来んな!きっと上記の理由で少し選択を間違った男達なのだ。

ストリート系のファッションの男(カシャカシャしたジャンパーに帽子、女の方は清楚っぽい服装、男が吸っているタバコはアメスピ)、バカ!

 

だけど会社の上司と不倫している手首に躊躇い傷がある女とサソリを食ってる人間がとやかく言えた義理じゃない。

 

「わたしキャバ嬢に向いているって言われるんですよ〜」

「青島って読むんですか〜」

嬌声が響く。このあとPASHA(高めのラブホ)行くのかな。

 

でもまあ楽しかったんですけどね。

なんか、ちょっとそういうの珍しがってくれるような女と行ったらいいんじゃないですか。アトラクションだと思えば2人の距離も縮みますよ。普通に中華美味しいし。食べログで3.61点だし。ビールがぬるい以外はいい感じ。

 

11時頃に電車で帰宅。サソリの横に「元気になります」と書いてあったが、特にそういった兆候はなし。

むしろ「豚の脳みそなんか食べたけど大丈夫かな」と不安でいっぱいになっちゃって、気分が食中毒って感じ。

わたしがKIRINJIのライブへ行った経験

KIRINJIにはまって一カ月くらいだが、ライブに行った。

最初に乗り換えを間違えて「赤坂っぽいけど赤坂とはいえない」みたいなとこで降りてしまって、タクシーで赤坂BLITZに行った。

 

凄かった。メンバーが全員手練れなのもあって安心感がある。

そしていちばん気になるのは、もちろん兄高樹なのだが、以前見たアー写では前髪が短くてぱっつん気味な「藤田嗣治風」だったのに、前髪が伸びたことによって昔と同じようなサラリーマンスタイルになっており、またボトムスがリーマン感を覚えさせるスラックス風味だったので「サラリーマン」だった。

無表情のまま歌ってシャウトをするので、なんか恐ろしい。感情の伴わないサイコパスみたいに見える。

サイコパスサラリーマン!!!

あと思ったより歌うまい。

 

その次にノーナリーブスというバンドだったのだが、このバンドのボーカルは早稲田出身らしく、あんな短いMCに、50回くらいは早稲田って言っていた。

わたしは愛校心のある人間が嫌だ。そこにアイデンティティを求めることは卑小に見えるからだ。

 

最後にライムスターが出てきて、Great Journeyをやったのだが、これは絶品。

あの宇多丸という人は、きっと四六時中エッチなことを考えているのだと思った。

やはりラッパーということで、盛り上げ上手だと思った。

ここでも早稲田の絡みがあった。ノーナリーブスのボーカルは本当に早稲田の話をしまくっていた。

しかし高樹は早稲田出身だけど、そこに乗らない。クールだと思った。

 

歌について。

高樹がしきりに「これはいい曲なんですけど」っていってから演奏していたんだけど、それは本当だ。

高樹の「愛のcoda」良かった。

「嫉妬」が凄かった。泰行(弟)のバージョンは「なんか童貞っぽいやつがエッチなことを歌わされている」という感じがあって、それはそれでいいんだけども、高樹バージョンはなんか変に生々しい。

あの曲はおそらく、「漁師小屋で浮気をしている女と関係は冷め切っているのに寝取られ心をくすぐられている男がそのシチュエーションに興奮している」という内容なんだけど、高樹が歌うとなんか聞いてはいけないものを聞いてしまったような気がしてしまう。

家族でテレビを見ていたら濡れ場とか、お父さんが泥酔して下ネタ言ってるとか、そういう感じなのだ

赤面しつつ、弓木さんがボーカルを取る、Mr.BOOGIEMAN。なんてキュートな女性なのだろう。ステージ上をウロウロしているんだけど、それが不器用っていうか不慣れな感じが最高。しかしギターは超絶技巧という、素晴らしい女性だ。

弓木さんがわたしがいる側に来たとき、弓木さんは手を振ったのだが、あれは周りで一番ガン踊ってる僕に手を振ったとしか思えない。

素晴らしい女性だ……。

 

最後に高樹の「満室!」という叫びを聞けて良かった。わたしも「満室!」と言ってしまった。あと高樹のTシャツがピタピタだった。

 

キリンジ好きになってよかったなぁ

あと関係者席に泰行っぽい人いたけど泰行っぽい泰行じゃない人かなぁ

アマゾンの恐怖

わたしが住んでいるのは東京都だ。そして同時にアマゾンのプライム会員でもある。

時間にもよるが、注文したものは当日もしくは翌日の指定時間には届く。

 

わたしのアマゾンへの依存具合は半端でない。毎日なにかしら買っている。

寝る前にアプリを起動し、以前買ったもののオススメや人のエッセイにでてきた本を片端から買う。至福の時だ。

新刊で、なおかつ国書刊行会などの「売れないので部数を少なく刷るので高いですよ」系や「21世紀のガルシア・マルケス」とか「グルジアの奇跡、⚪︎⚪︎賞(知らない)受賞作待望の刊行!」みたいな翻訳本の「売れないので部数を少なく刷るので高いですよ」系以外はほぼ即決である。

そういう本こそ、これからも出版されるためには買わなきゃいけないのだ。なんとなくアマゾンだと、それが反映されないではないかと思っているのだ。

本を買うことへのハードルが下がっている。その割に「罪と罰」を読んでおらず、ロシア人に「なんで?」とか「読みなよ!」などと言われたりする。届いたけど読んでいない。またそのロシア人に会った際、「読んだ?」と言われたらどうしよう。

数百円の古本の購入は駄菓子感覚だ。

本屋に行っても、それはアマゾンで見つけられない本を見つけてアマゾンで買うためだ。青山ブックセンター本店は地下にあるので電波が圏外になるので、気になった本をその場でアマゾンでチェックできないのがムカつく。

 

外に出る必要がない。近所にセブンイレブンがあるので格段に「外にある冷蔵庫」の感じが強まったので困らない。

こんなにアクセスのいい土地に住んでいる意味がわからない。

 

それに最近アマゾンに恐怖を感じている。全国各地からわたしの家めがけて何冊もの本が飛んできている様子を想像してしまう。クロネコヤマトの担当が決まっていて、不在通知表など入っていると「あぁまたあの人に電話をしなくちゃいけないのか」と憂鬱になる。申し訳がない。

最近はもはや二度手間を防ぐためにクロネコヤマトの時間指定を早朝にしてモーニングコール替わりにすればいいのではないかと思いついたが、寝起きでゴリラっぽい人相の男が不機嫌丸出しにして現れたらそれこそ不愉快だろうな……。

わたしの苗字が「山口」だとすれば、

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サインをこういう感じで書いている。良いのだろうか。全く読めない。

 

それが最近の感じだ。

 

 

集合住宅は持ちつ持たれつの精神で暮らせねばならぬ

都内の比較的利便性の高い地域に住んでいる。家賃は当然高いので、貧相なマンション暮らしだ。

マンションを和訳すると、邸宅らしい。おこがましい。「あばらや」くらいの感じ。

間取りは米国の建て売り住宅、「ショットガンハウス」を想像してほしい。

「洗濯機の前にテレビが設置してある」といえば、その狭小住宅ぶりがわかるだろう。

鉄筋でできているが、とうぜん作りは粗雑。隣人は引っ越してしまったが、そいつが友人を家に呼んだ際に三人の声を聞き分けられたくらい壁が薄い。

なので床も薄い。

わたしは一階に住んでいるやつの怒りの沸点の低さと、行動の異様さに怯えながら暮らしている。

部屋には絨毯が敷いてあり、わたしがそこに本を、投げる感じではなく、床と平行になるように(物音が起こらないように)ひょいと置くとその音に対して下階の者が何かで床(相手にとっては天井)を突きあげて不満を表明してくる。

ヤバくないですか。例えば、壁ドン。あれはわかる。隣人にたいして「うるさいぞ」という警告だが、だいたいは手でやるだろうな。それに対して、天井からのわたしの物音(断じていうが、それは普通の生活レベルのものだ!)に対抗するには絶対に長い棒みたいなのが必要だ。ということは、そいつは常に棒を携えながら生活していて、なにかあるたびに天井を叩くつもりでいるのだ。

 

明らかにそんなやつはヤバイだろう。

 

壁ドンと棒を使っての天井ドンには行為として、かなり精神的な隔たりがある。

なぜなら道具を用いているので!

 

それに床に対する物音というのはだいたい無自覚なものなので、警告されたときには物音は終わっているのだから、そんなことされても無意味だ。

なぜなら、もしわたしが、自分が起こした物音に対して気づいておらず、悪びれていなかったら、それはもう大変なことだ。

「なぜ突いてくるのだろう?」

と、下に狂人が住んでいると思うだろう。

ならば下階に向かって「すいません!!!!!!」と絶叫すればいいのか?

それ以来めちゃくちゃ慎重に生活しているのだけれど、やはり注意散漫ゆえにうっかり本を落としてしまったり、だいたい本かリモコンを落としまうんだけど、絨毯の上に落とした場合でも警告してくる。あまりに突いてくるので防音のために絨毯を買ったのに……

わたしは怖い。こういったことから、近所トラブルが発生して、殺人事件に発展したりしたら……?

 

 だいたいわたしだって上階の人間の生活音や階段を上る音に我慢しているのだ。物を落とした音にも寛容な気持ちである。特に入浴時。音が丸聞こえなのだ。先日は湯船で屁をしたらしい音も聞こえて笑ってしまった。

住居空間というのは、もちつもたれつなのだ!「あばら家」の場合は殊更に。

下階の住人には想像力がないのか!あいつには!わたしだって、上階の人間が夜中にパーティを開いたり屁をこいたりしているのを我慢しているのに、天井を突いたりはしない、天井の薄い家に住んでいる以上、それは宿命なのだから!

また上階の人間も、さらに上階の人間の生活音に悩まされているに決まっている。

そんなに上階の人間が気になるなら、こんなに粗雑な家に住まずに、オートロックかつ、エントランスに川が流れていてそこに飛び石があったり、入り口にコンシェルジュがいるような、マジの「邸宅」に住めばいいのだ!

1度「上階の人間がヤバイ人間だと思えば止むのでは?」と思い、「電波による生活妨害、また⚪︎⚪︎党による集団ストーカー行為などはやめてください」といった手紙を書き、ヤツのポストに投函しようと思ったが、もし下階の人間がヤバイやつだったら全面戦争の始まりだ。やめた。

 

そうやってわたしは忍び足で生活している。

栃煌山と妙義龍 トクホ、雲呑ガール

栃煌山は初日からいい相撲で三連勝。自分の得意の形で、地道に勝ち星を伸ばしている。

わたしは栃煌山が勝てば機嫌がいいのだ。しかし妙義龍は3日間で黒星ふたつである。しかもほとんど電車道のように、なすすべもなく土俵際である。今場所、幕尻の妙義龍どうなってしまうのか。わたしはプライドが高い、実力者"だった"男が没落していく姿とその影を愛しているのだろうか。なんという陰気な楽しみ方だろう。そうは思いたくない。早く「技巧派妙義龍」として、上位対戦圏に戻っていただきたい。

 

初日は国技館で現地観戦した。いつもは寝坊をしてしまって、結局BSの中継より遅いくらいの時間に到着するのだが12時前には到着。皇太子夫妻が観戦に来るので厳戒体制の国技館、というほどでもなく、入り口にある空港の金属探知機と同じものは、あれは実はフェイク?という感じ。

地味に応援している彩の湖が三段目半ばまで落ちており、先場所ほぼ見れなかったわたしはそんなに早く彼が出てきたときに思わず、「やはり、遅刻か?」という錯覚に陥る。

会場は異様な熱気だ。現地で見てきて、こんなに形容しがたい、熱病に侵されたような雰囲気の国技館ははじめてだ。

まずグッズ売り場でヤバいデザインのTシャツを購める客がいることに衝撃。幕内序盤戦から、結びのような歓声があがる。ことに遠藤や宇良、石浦などの若い威勢のいいのが上がると黄色いのか、どうかわからない壮絶な絶叫が轟く。こんなに盛り上がっているものだろうか。すごい。稀勢の里の効果だ。稀勢の里が出てきたときもすごい。もう一挙手一投足に悲鳴が上がる。かつての韓流ブームの空港かという勢いで。

しかし土俵入りで栃煌山に声を上げる者は少ない。わたしはもちろん応援。あとから、二階に栃煌山の応援団がいたと知ったが……。

わたしは「こんなところが居場所じゃないだろう?」という意味を込めて、「妙義龍!」と叫んだ。

その日は狂い咲きの小結、嘉風鶴竜を倒して少し座布団が舞い。稀勢の里が負けた際は、どよめきの後に後ろにいた男が次々と座布団を投げた。稀勢の里が負けて、座布団が投げられるなんて!向こうに見える「日下開山 稀勢の里」の横断幕が哀しかった。

 

一ヶ月位前から妙義龍のCMのトクホの茶を飲んでいる。妙義龍が出ているからではない。「はじめしゃちょー」のステマ動画を見た母親が、2年で10キロ太ったわたしに勧めたのだ。それと同時に、低カロリーかつ胃の中を膨満させる効果のある飲料にも手を出した。

家に体重計がないのでわからないが、太ってはいない。「基本は現状維持しつつ、飲まないよりは痩せやすくなる」くらいの効果を感じている。

しかしそれから下痢がちだ。どっちのせいかと思うが、おそらく後者。アスパルテームなどの合成甘味料が胃腸を攻撃する。でも下痢をするから痩せたのかもしれない。しかしこの発想は良くない。

 

キリンジの熱冷めず。いまのお気に入りは「嫉妬」と「雲呑ガール」、持続して「都市鉱山」と堀込高樹のソロから「涙のマネーロンダリング」と「クレゾールの魔法」だ。

とにかく堀込高樹が気持ち悪い感じならばなんでも好きなのだろう。

「雲呑ガール」に出てくる花園神社などの固有名詞は、「ああ!わたしは堀込高樹と同じ街に生きているのだな」という気持ちにさせる。気持ち悪いだろう?

そしておそらく、「雲呑ガール」の店はあの店だ。行ったことないが、あの店だ。知っているんだ。わたしは「雲呑ガール」のあの店を。

そして是非、堀込高樹にはSFとエッセイを書いて欲しい。文芸誌は、よくわからない芸能人に書かせずに堀込高樹に書かせてほしい。長編は難しそうなので短編を。

頼む文芸誌。文芸誌じゃなくてもいい……、なんかそういうやつ……。

 

いまのところ今場所は下痢と堀込高樹栃煌山、妙義龍だ。

そのうえ漢方まで飲んでいる。わたしのからだはどうなってしまうのか。