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砂漠日記

相撲についての気持ちを中心に

栃煌山と妙義龍 トクホ、雲呑ガール

栃煌山は初日からいい相撲で三連勝。自分の得意の形で、地道に勝ち星を伸ばしている。

わたしは栃煌山が勝てば機嫌がいいのだ。しかし妙義龍は3日間で黒星ふたつである。しかもほとんど電車道のように、なすすべもなく土俵際である。今場所、幕尻の妙義龍どうなってしまうのか。わたしはプライドが高い、実力者"だった"男が没落していく姿とその影を愛しているのだろうか。なんという陰気な楽しみ方だろう。そうは思いたくない。早く「技巧派妙義龍」として、上位対戦圏に戻っていただきたい。

 

初日は国技館で現地観戦した。いつもは寝坊をしてしまって、結局BSの中継より遅いくらいの時間に到着するのだが12時前には到着。皇太子夫妻が観戦に来るので厳戒体制の国技館、というほどでもなく、入り口にある空港の金属探知機と同じものは、あれは実はフェイク?という感じ。

地味に応援している彩の湖が三段目半ばまで落ちており、先場所ほぼ見れなかったわたしはそんなに早く彼が出てきたときに思わず、「やはり、遅刻か?」という錯覚に陥る。

会場は異様な熱気だ。現地で見てきて、こんなに形容しがたい、熱病に侵されたような雰囲気の国技館ははじめてだ。

まずグッズ売り場でヤバいデザインのTシャツを購める客がいることに衝撃。幕内序盤戦から、結びのような歓声があがる。ことに遠藤や宇良、石浦などの若い威勢のいいのが上がると黄色いのか、どうかわからない壮絶な絶叫が轟く。こんなに盛り上がっているものだろうか。すごい。稀勢の里の効果だ。稀勢の里が出てきたときもすごい。もう一挙手一投足に悲鳴が上がる。かつての韓流ブームの空港かという勢いで。

しかし土俵入りで栃煌山に声を上げる者は少ない。わたしはもちろん応援。あとから、二階に栃煌山の応援団がいたと知ったが……。

わたしは「こんなところが居場所じゃないだろう?」という意味を込めて、「妙義龍!」と叫んだ。

その日は狂い咲きの小結、嘉風鶴竜を倒して少し座布団が舞い。稀勢の里が負けた際は、どよめきの後に後ろにいた男が次々と座布団を投げた。稀勢の里が負けて、座布団が投げられるなんて!向こうに見える「日下開山 稀勢の里」の横断幕が哀しかった。

 

一ヶ月位前から妙義龍のCMのトクホの茶を飲んでいる。妙義龍が出ているからではない。「はじめしゃちょー」のステマ動画を見た母親が、2年で10キロ太ったわたしに勧めたのだ。それと同時に、低カロリーかつ胃の中を膨満させる効果のある飲料にも手を出した。

家に体重計がないのでわからないが、太ってはいない。「基本は現状維持しつつ、飲まないよりは痩せやすくなる」くらいの効果を感じている。

しかしそれから下痢がちだ。どっちのせいかと思うが、おそらく後者。アスパルテームなどの合成甘味料が胃腸を攻撃する。でも下痢をするから痩せたのかもしれない。しかしこの発想は良くない。

 

キリンジの熱冷めず。いまのお気に入りは「嫉妬」と「雲呑ガール」、持続して「都市鉱山」と堀込高樹のソロから「涙のマネーロンダリング」と「クレゾールの魔法」だ。

とにかく堀込高樹が気持ち悪い感じならばなんでも好きなのだろう。

「雲呑ガール」に出てくる花園神社などの固有名詞は、「ああ!わたしは堀込高樹と同じ街に生きているのだな」という気持ちにさせる。気持ち悪いだろう?

そしておそらく、「雲呑ガール」の店はあの店だ。行ったことないが、あの店だ。知っているんだ。わたしは「雲呑ガール」のあの店を。

そして是非、堀込高樹にはSFとエッセイを書いて欲しい。文芸誌は、よくわからない芸能人に書かせずに堀込高樹に書かせてほしい。長編は難しそうなので短編を。

頼む文芸誌。文芸誌じゃなくてもいい……、なんかそういうやつ……。

 

いまのところ今場所は下痢と堀込高樹栃煌山、妙義龍だ。

そのうえ漢方まで飲んでいる。わたしのからだはどうなってしまうのか。

iPhoneを失くして困った話

先週iPhoneを失くして困った。

以前もなくした事があるのだが、その際は鳥貴族でなくしたために、優しい店員さんが近所の交番に届けてくれていたためにすぐに見つかった。

 

その日はゴールデンウィーク中の土曜日で、わたしは新宿西口のションベン横丁で飲んでいた。

ションベン横丁で飲むのは、「なぜわざわざ?」っていうか、玄人ぶっているというか、業界人ぶっている感じがして気恥ずかしい。

でもその日の気分は完全にそういう感じだったので、ションベン横丁でよかったのだ。

わたしはキリンジの話をするために、キリンジが好きな友人と飲みに出かけた。

 

ゴールデンウィーク中、ほとんど外出することがなかったので他人とのコミュニケーションに自信がなかった。

相手のテンションに合わせることができるのか、言葉がもつれずに喋ることが出来るのか。どちらも不可能に思えた。

また、人と合わない間に極端なダイエットをしていたわたしは常に空腹で「この状態で飲んだらヤバいかな?」って感じがあった。

 

ションベン横丁、観光客しかいない。店員も外国人だ。

ゴールデンウィーク中に引きこもっていたわたしが会話したのは、新しく近所に出来たセブンイレブンのモンゴル人の店員だけ。

そのセブンイレブンはなぜか店員にモンゴル人が多い。

なぜモンゴル人だとわかるかと言うと、大関照ノ富士と同じ名前の店員がいたことと、名札に「〜ルブ」とか「〜ギル」などモンゴル的な響きの言葉が書いてあるからだ。

知っている限り、そのセブンイレブンのバイトの3〜4人はモンゴル人だ。

モンゴル人に会う機会なんて、ハワリンバヤル(練馬区で行われるモンゴルの祭り。ゴールデンウィーク中に開催されたがいけなかった)と、両国国技館だけなんじゃないかと思っていた。

コンビニにそんなにモンゴル人の店員がいることがあるだろうか。

近隣の大学が、モンゴルからの留学生枠を増やしたとか……?

とにかくよくわからないが、モンゴル人の店員が多い。相撲が好きなわたしはモンゴル人と触れ合うだけで、なぜか少しテンションが上がってしまう。どこか相撲に触れた気分になるのだ。

しかしこれは、ある種のステレオタイプ的なエスニック差別的な考え方かもしれない。

 

つまり友人は久しぶりに交流した日本人だった。

 

キリンジの話をし、共通の友人のこと、将来の展望、共通の友人の悪口、仕事のことなどを喋っているうちにテンションが上がって来たので二軒目に行った。

 

ところで飲酒をした時って。

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こういうかんじに酔いが進みませんか?

だいたい二軒目に行く時って、

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ここらへんだと思うんだけど、この時点って「あぁまだ全然飲めるなぁ。たのしいなあ」って感じで、自分にこれから訪れるカタストロフの予感に気づいていないんですよね。

これが良くなかった。ここで止めれば、いい集まりで終わるのに。やめられない。テンション上がっているし、最高に楽しいから。他人の悪口で盛り上がっていて……。

 

二軒目に岐阜屋に行ったんだけど、あそこの店員はすごい。全員がジョニー・トーの映画に出てくる人みたいな見た目をしている……。

もうここから記憶は曖昧で

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急速にここら辺になっていると思う。

でもわたしは、いかにも「全く酔っていないですよ」という風に振舞って(他人から見たら多分どう見ても酔っている)しまう。

たぶんそういう余裕こいた感じで解散になったんだと思う。

翌朝気づいたら、友人の家にいてiPhoneがなくてクシャクシャの2000円がポケットに入っていた。

アポなしで泥酔した人間が深夜に現れたのに、友人は昼にペペロンチーノを出してくれたんだが、二日酔いで食えなくて本当に申し訳ないし。

そのあとに各種店に電話で携帯の有無を聞いたんだけどなくて、結局遺失物届けを出したんだけど、その交番にいる警察官はなんかズッコケ3人組みたいなルックスだし、1人はジャージーボーイズみたいな感じだし……。

携帯会社に電話しろっていうけど、電話がないから電話できないし。

しかもiPhoneなくしてるときに、人がiPhone使ってるのを見ると「あぁ!インターネットしてる!」ってなんか劣等感を覚える。散々だ。

 

あと携帯をなくしたときって、遺失物届けを出したあとは警察署に連絡してもあまり意味がなくて、聞いても「いやー該当するのは20件あるのでわかんないです」とか言われるので、SIMから個人が特定されるまでの数日間は携帯会社に通ったほうがいい(電話をほかに持っているなら電話をする)。

しかも警察署に電話したら「ゴールデンウィーク明けで遺失物が500件あって処理が追いついてません」とか言われるし。さすが!役所!とか思って……。

一緒に飲んでた人も「会社のパソコンが入ったバッグをなくし、てんやわんや」とか言っていて、じゃああの時2人とも「酔ってないですよ」って余裕こいているふりしていたんだなって親近感を覚えた。

 

「もう絶対ダメだ。見つからない」と思って、キリンジが使われているのでLINEのSIMフリー携帯にしようと思ったけど、対応機種が聞いたことのない胡乱な携帯で、情弱はやっぱり情弱らしくまたauでローンを組んでiPhoneを買って、二重債務(失くしたiPhoneの支払いがまだ終わっていない)するしかないって思っていたらあった。

 

auのお姉さんも「iPhoneはだいたい見つからないのにすごいですね」とか言ってくれて、まんざらでもなかった。

ゴールデンウィーク中の都民の民度に感謝!と思った。

 

でも届いている新宿警察署への行き方がわからなかった。そうしたら中国人の友人がグーグルマップで道を調べながらついてきてくれた。彼は新大久保に住んでいて、「新宿は徒歩圏内だから気にしないで」とか言ってくれるナイスガイだ。

道中で彼が「宿泊先を探している中国人に民泊の業者を紹介する仲介業」をしていると知って、薄暗いものを感じたが、彼は村上春樹の研究で修士号を取っている関心な若者である。

 

新宿警察署で警察官に事情を話すと、わたしの携帯を持って来てくれた。

うしろにつけていたリングが取れていた。

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こういうのなんだけど、これはめちゃくちゃな粘着力で、わたしは微妙に設置位置を間違えてしまって使いにくいと思っていたけど、直せないくらいだった。

でも剥がれている。

 

なにがあったんだろう。若干気味がわるい。

拾ってくれた人はリング部分だけがほしかったのだろうか。

それにこの写真

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が保存してあった。いかにも夜の新宿とわかる、荒んだ光景……

わたしのiPhoneは、わたしが知らないところでなにを見て来たのだろうか。

 

とにかくiPhoneが見つかってよかった。一緒に飲んでた人のパソコンは見つかってないらしい。

 

#ライフハック

妙義龍と色気

最近、妙義龍が好きだ。

以前はそれほどでもなく、みんなが「妙さま」とか言っているのを見ても「なぜだろう」と思っていたのだが、いまになり、がぜん妙義龍がキている。

 

ひとつのきっかけは、妙義龍がたぶん幕内の半ばあたりで、早々に勝ち越しを決めた際、インタビューを受けていたときに全く嬉しそうじゃなかったのを見たことだ。

つまり「おれがこの地位で勝ち越すのなんて普通ですけど?」ってことだ。

アナウンサーも「関取にとってこの地位じゃ当然と言っちゃあ当然かもしれませんが……」と、あまりの鼻っ柱の強さに言ったほど!

なんというプライドの高さ!

 

その次はたぶん、大関だった琴奨菊に変化したとき。普段妙義龍はまったくと言っていいくらい変化しない(プライドが激高だからそういった真っ向勝負ではないことをしないのが妙義龍イズムなのだろう)のに、変化をした。

琴奨菊といえば、変化を必ず食らうことでおなじみだが、あれはなぜ対策しないのだろう……この間の例の照ノ富士戦だって、対策をしない琴奨菊も…なんてことはどうでもよく、とにかく妙義龍が琴奨菊に変化した。

インタビュールームで、アナウンサーに「いつもは変化をしない関取ですが今日は変化しましたね」みたいなことを言われ、「ええ(しましたけど)」って言った。言葉少ななところも良い。

嘉風なら「楽しんで相撲を取りました。明日も楽しんで相撲を取ります」と言っているところだ。そんな嘉風もめちゃくちゃ好きだ。わたしは豪風嘉風も好きだ。それはまたの機会に…。

なぜこれにグッときたかというと、力士って変化で勝った時って「こんな勝ち方で…」とか「あまりいい相撲じゃない」とか言いがち。

なのに妙義龍の潔さったら!!!!!!

妙義龍はただ、「いつも変化しないおれが変化したら食らうでしょ?(大関なにやってんの?)」的な感じだったのだろう。

 

「ですけど、なにか?」(言ってないけど)

 

いいぞ!妙義龍!!

 

それと、これは妙義龍のファンの方が見たら気を悪くするかもしれないが、そんなプライドの塊の妙義龍が不本意な番付にいるところにもグッときてしまう。

プライドの高い男が不本意な相撲で自分の力を出せず、スランプに陥り、苦悩する姿。

なぜかわからないがそれを見て好きになってしまった。しかしそれは、妙義龍がまた力強い相撲で番付を戻すことができるという確信があるからこそ、光輝く瞬間なのではないか。

つねに「おれはこんなもんじゃないぞ」と、周りを睨みつける気高さのようなものをまとう妙義龍。

相撲の取り口も、非常にクレバーだし、わたしは妙義龍が出ていたCMのお茶を最近飲んでいる。

そういった部分が妙義龍の魅力なのだ。

色気は作れる。妙義龍。

キリンジっぽい相撲の歌詞を書いてみた

平幕優勝

 

小結だった記憶も遠く 三十路間近 小兵の俺

 

千秋楽 結びの一番 10度目の優勝狙う大横綱
いつかは鎬を削った仲なんだ
取的時代 分が良かったのは 俺だと忘れたのかい

 

ヤツは言ったさ 付け人に汗を拭かせ、「なるようになる」と
記者らは問う 大一番、作戦はあるのか? と
知っているだろう 俺の常套句 「自分の相撲を取るだけさ」

 

勝ち目はないと思っているんだろう?
自分の相撲を取るだけさ
オープンカー 用意しとけよ後援会
勝ち目はないと思っているんだろう?
自分の相撲を取るだけなのさ
鯛も賜杯も俺の腕に居場所を求めているんだ

 

疾風の立会い 俺の身体は刃になる
突き押して土俵際 電車道
夢物語だと笑うがいい
満場の国技館に紫の雨を降らせてやるのさ
受信料払っておけよ 明日の6時だぜ

 

 

 

キリンジにハマっている相撲が好きな人間のブログ

あまりにもログインしていなさすぎて、パスワードを忘れ「もうダメだ(このブログは廃墟……)」と思ったけど、大丈夫だった。やったぜ!

 

 ものすごい勢いでキリンジにハマっている。前から友人にすすめられて「ホホホ(^O^)」という感じで、アップルミュージックに入れてはあったのだけど、最近になって完全にやられてしまったんだ。

 もともとわたしはわざわざ気持ち悪い音楽を探してきてそこにアイデンティティを見出すタイプのキモい音楽好きだったので、キリンジをスルーしていて存在もおぼろげだった。知っているのは、なんかジャケットが脂ぎっているやつだけ。

 で、アップルミュージックに入れてBOUYANCYにはいっている「都市鉱山」とネオの「Mr.BOOGIEMAN」(両方ともいわゆるキリンジ感はない曲なのではないだろうか、前者はムーンライダース、あるいはトーキングヘッズ風のニューウェイブ楽曲で、後者はアイドルソング調のダンスソング?だ)を無限リピートしていたんだけども、テレビを見ていたら、能年玲奈(フェイバリット女優)が雑踏の中でこちらをみながら不安げな表情を浮かべているCMが流れてきて、

 


【公式】LINEモバイル: TVCM 〜 愛と革新。(交差点)篇 〜

 

すごくないですか?この求心力。

能年玲奈a.k.aのん、は「あまちゃん」で初めて知ったんだけど、「こんなに目が輝いている人間がいるなんて!」って、見るだけでその健気さにあてられて涙が出ちゃうんだけど、さらにそれに磨きがかかっていない?事務所騒動で色々あったから?薄幸さがいい味を出しているのかしら!

 

そのことに関しては長嶋有さんがこのコラムで、だいたい言ってくださってるんだけども(わたしは長嶋有さんも大好きで、「サイドカーに犬」を20回は読んでいてその度に泣きます)

digital.asahi.com

 

感動したね。まじでキリンジやばいっておもった。

それと同時に、「LINEがディグる前から、おれはキリンジを知っていたんだぜ」と、憧れの級長がメガネからコンタクトレンズに変えた時と同じ悲しさを思った。

 

なんだろうね、キリンジのこんな感じ。

聞いているうちに「わたしがいちばんキリンジを理解している」みたいな気持ちになるんだよな。

それに例えば上のCMに使われている「エイリアンズ」なら、無記名の地方都市の気怠さや「一生ここから出られないかもしれない」という閉塞感や、そう思いつつ「おれはこんなもんじゃない」というにおいが、歌詞やアレンジの妙でにおいとなって聞き手に迫ってくる。

それはわたしが地方都市出身だからかもしれないけれども。

しかもそこが地方都市、郊外だけども、手を伸ばせば「都会」とアクセスできそうな絶妙な近さであるけども、そこから積極的に出ようとしてもいないというような感じすらする。

 

ここで、話は長嶋有さんに戻る。

長嶋有さんもたしか郊外出身。というか室蘭とかで、これはキリンジがいうところの「僻地」だ。北海道出身のわたしが言うのだから、信ぴょう性がある。

キリンジの埼玉県より、よっぽどハードな郊外だ。

 芥川賞受賞作の「猛スピードで母は」もおそらく、モデルは室蘭市だ。上記の「サイドカーに犬」も、都内ではあるけれどもベッドタウン、たしか吉祥寺とか……が舞台だ。

わたしは勝手に「エイリアンズ」は夏か晩夏の曲だと思うのだけれど、「サイドカーに犬」にもそれと同じものが封入されている。読んでいない人がいるなら読んでほしい。

 夏休みが終わってほしくないみたいな。でもやることないし。みたいな。でもそれも悪くないな。みたいな。

 

すごい大事なこと言い忘れたんだけど、なんかもういいや。

長嶋有さんとキリンジ堀込泰行さんは同い年だし、兄の堀込高樹さんも同時代に地方で育った人間として、絶対にカルチャーに興味しんしんだったはずで、その情報へのアクセスのしにくささや、都会への距離感とか、そういうのを同じように感じていたと思う。そういうのが、行間からにじみ出ているよね。同時代性だな。同い年の人でも世田谷とかに住んでたらこんな感じになんないよ。

よく川崎出身とかでも「郊外出身」とかいう人いるけど、あれは郊外や地方都市を知らない人間の発言です。渋谷とかにアクセスできるもん。

なんかもうちょっとちゃんと書きたいよね、ここらへん。でもそしたら2万字くらいになるし、資料とか必要になっちゃうもんな。

 

長嶋有キリンジ、バイブスおなじだわな!

 

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猛スピードで母は (文春文庫)

猛スピードで母は (文春文庫)

 

 アフィとかよくわかんない。

 

なんかめちゃくちゃになっちゃった!

春巡業だから、ツイッターにいっぱい画像が上がっていてうれしいね!またね!

 

リンクいっぱい貼ったけど全部見て。

 

 

砂漠力士

 

 

 

時天空の素晴らしいところ

 休養に入ってから常々時天空の体調の行方が心配だった。

 先日まで彼の近況がほとんど聞こえてこなかったからだ。

 栃煌山稀勢の里を倒しても、嘉風横綱を倒して館内が盛り上がっても、常に何かが足りない感じがしていた。一味足りないのだ。

 400円くらいするポン酢を使ったあとに、ファミマの自社ブランドのポン酢を買った時のように味気ない!!!!

 どうしようも、あの足技を多用するトリッキーな相撲が見たくて仕方がないのだ。幕内前半戦で常に変わった相撲を取り続ける「けたぐりおじさん」……、時天空慶晃!

 どの力士も「やってくるとはわかっているが食らってしまう」あの鞭のような脚!きっととても絶妙なタイミングをわかっているのだろう。

 

 時天空の相撲の魅力とはなんだろうか。とにかく時天空は素晴らしい力士だと思う。

 まず経歴が驚きである。柔道のオリンピック選手を目指していた青年が、帰国した際には教員になろうと思って日本の農大にやってきて、なんやかんやで角界入りをしたというのが入門の経緯らしい。なんやかんやの部分になにがあったのだ。

 しかも来日数年で卒業論文を日本語で執筆したというインテリジェンス溢れる一面も忘れてはいけない。

 それなのに、これは褒め言葉だが……そういったものを感じさせない相撲だ。

 ある意味でそういった入門までの紆余曲折がトリッキーな取り口につながっているのかもしれない。

 時天空の相撲を見ていて覚える違和感はそういうところだと思う。

 ほかの力士とは違う部分に勝機を見出しているとしか思えない。悪くいえば、ほんとうにこの言い方は悪いのだが、なんとなく無策な感じがする。

 しかしそれを完全に独自な「時天空の相撲」まで昇華させている。

 例えば小結の場所で迎えた横綱日馬富士戦。時天空は立会いですぐけたぐりをしようとしたが、常に相撲に全身全霊な日馬富士にあっさりそれを見切られて強烈に突き離されてしまったりする。

 新入幕力士に立ちはだかる曲者ベテラン力士じゃないんだぞ!横綱に通用しないよ!でもその感じ、好き!ありがとう!時天空!!!!!!!ウオー!!!!

 わたしはそういうところを愛さずにいられないのだ。

 佐田の富士戦での明らかに「まわし解いてるんじゃないの?」的なまわし待ったの連続や、里山に中へ入られたくないあまりにそれだけに集中して距離を取りすぎてしまいがちな点などもそうだ。

 そして横綱の露払いをしているときでも鋭い眼光。常に表情は苦み走っているのだ。

 そういう強面だから冷たい怖い人なのかと思いきや、巡業で写真や赤子の抱っこを求めると気軽に笑顔で応じてくれるというギャップ。

 わたしは写真を頼んだら携帯を奪ってセルフィーをしてくれようとして、しかも「あんた腕短いからダメね」と自らシャッターを切ってくれた。大好き!!!!

 

 いつかは復活してくれると思っていた。当たり前だがファンとして引退は寂しい。

 しかしこれは親方業をできるほど病気が回復しているという証拠でもある。

 時津風部屋正代や小柳などの威勢のいい若手が揃っているから、ぜひ東京農大の先輩として土佐豊と一緒に沢山指導してほしい。

 そして二人が三役などに上がる折には、ぜひ大根踊りを頼む!!

相撲とベッド・イン

巡業にも参加出来ず、鬱々とした生活を送っている。栃煌山もいないし、時天空の容体も心配だし、なんとなく悲しい。

いま北海道にいるのだが、盆が終わった途端めっきり寒い。夜は羽織物がなければしんどい。やってられない。

完全な相撲ロス状態であり、毎日録画した相撲を見ているが、母親が勝手に編集しているせいで、若荒雄が解説の日とかわいい朝弁慶の映像ばかりがHDDに残っており、かえってモヤモヤさせられる始末……。

そんな相撲ロス状態を癒してくれるのがベッド・インになりつつある。

ベッド・インは「地下セクシーアイドル」であり、バブルがコンセプトだ。

ツイートのクレバーさに日々驚かされている。下ネタとバブル用語を織り交ぜており、それをエゴサーチの後にものの数分で引用RTなどしているので脅威だ。そのサービス精神が恐ろしい。

たとえば、昨日よかったツイートを引用すると「100%So!かもね♡ ウチらの下半身いつもゲリ豪〜♪ゲリ豪〜♪な、穴とイキの女王であり、穴と吹きの女王でもあるんだゾ♡」だ。素晴らしい。

わたしは先日おギグ(ライブのこと)に行ったが、3時間みっちりパフォーマンスがあったので最後の方は疲労困憊だった。それほどに彼女たちはパワフルなエンターテイナーだ。

ベッド・インはいま先月出たアルバムのリリースによる、ある種の地方巡業をしている。力士と一緒である。

性徒諸クン(ファンのこと)がその巡業先で撮った写真をツイッターにアップしているのだが、どの写真も過剰なまでのサービス精神に溢れている。分け隔てなく神対応だ。

 

それは相撲協会に所属する力士たちにも通底する。

力士たちは巡業先で彼女たちのように、豊満な肉体を惜しげもなく披露する露出度の高い服装で握手などのファンサービスを行っている。

それに二人でステージ(土俵)に上がり、パフォーマンスをする点も同じ……。

などと思いながら晩夏を過ごしている。

このブログを見ている相撲ファンの諸クンも、ベッド・インをチェックしてほしい。

それにちゃんマイ(髪が短いほう。パイオツカイデー担当)は相撲好きであり、とくに日馬富士が好きだというのを以前きいたことがある。

わたしのブログでベッド・インの魅力を伝えられたとは思えないが、そこんとこよろしくね。ほんと楽しみだね、9月場所。